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法学部ホイホイ

超ど真ん中だけ。

原告適格2

付近住民

・埋立水面の周辺水面で漁業を営む者

→適格✖

伊達火力発電所(最判昭和60年12月17日)

「旧埋立法には、…漁業を営む者の権利を保護することを目的として埋立免許権又は竣工認可権の行使に制約を課している明文の規定はな」い、… 

 

 

・空港周辺の騒音障害を受ける住民

→適格〇

新潟空港(最判平成元年2月17日)

法律上の利益を有する者」とは、「当該処分により自己の権利若しくは法律上保護された利益を侵害され又は必然的に侵害されるおそれのある者をいう」。

「当該処分を定めた行政法規が、不特定多数者の具体的利益をもっぱら一般的公益の中に吸収解消させるにとどめず、それが帰属する個々人の個別的利益としてもこれを保護すべきものとする趣旨を含むと解される場合には、かかる利益も右にいう法律上保護された利益にあた」る。 

 

 

・原子炉事故により直接重大な被害を受けることが想定される範囲の住民

→適格〇

もんじゅ(最判平成4年9月22日)

原子炉の「事故等がもたらす災害により直接的かつ重大な被害を受けることが想定される範囲の住民の生命、身体の安全等を個々人の個別的利益としても保護すべきものとする趣旨を含む」 

 

 

・民間林開発許可

最判平成13年3月13日

土砂の流出又は崩落、水害等の災害による被害が直接的に及ぶことが想定される開発区域に近接する一定範囲の地域に居住する住民の生命、身体の安全等を、個々人の個別的利益としても保護すべきものとする趣旨を含む」

周辺土地の所有者等の財産権までを個々人の個別的利益として保護すべきものとする趣旨を含むことを読み取ることは困難

→開発区域の近接住民…適格〇

→開発区域付近の立木所有者…適格✖

→開発区域を水源とする営農者…適格✖

 

 

 

・建物倒壊により被害を被りうる範囲の住民

→適格〇

最判平成14年1月22日

当該建築物の倒壊、炎上等による被害が直接的に及ぶことが想定される周辺の一定範囲の地域に存する他の建築物についてその居住者の生命、身体の安全及び財産としてのその建築物を、個々人の個別的利益としても保護すべきものとする趣旨を含む

 

 

・日照被害

→適格〇

最判平成14年3月28日

日照被害により健康を害されるおそれがある場合には、当該健康上の利益は法律上保護された利益である